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【猫さんの病気】猫さんの目やにはトラブルを知らせる大事なサイン!放置すると失明の恐れも…

【猫さんの病気】猫さんの目やにはトラブルを知らせる大事なサイン!放置すると失明の恐れも…
2020年2月17日

飼い猫の目やにって気になりませんか?我が家では「あ、また目やにつけてるな〜」って、その都度優しくとりのぞいてあげています。
少しくらいの目やには代謝活動の結果で問題ないのですが、異常に量が多いときや普段と違う色をしていたときは、何らかの目のトラブルが発生しているかもしれません。

実は猫さんは目に病気になりやすい生き物です。猫さんの目やにの特徴を知って目のトラブルに備えましょう。

「目やに」ってなんで出るの?

猫さんの目の人間と同じく涙で守られています。涙には水分・油分・粘液が層になり目の表面をガードしています。
目の代謝のはたらきで不要になった細胞や、目に入った小さなゴミなどと一緒に排出される老廃物が目やにの正体です。

目やにの元である涙は、普段はまばたきをすることで鼻涙管を通って鼻腔に流されます。
寝ているときはまばたきができないので目尻や目頭に涙が目やにとなって付着します。
目やにが出るのは体の正常な反応で少量の目やにが出たからといって必ずしも猫さんの体調に問題が生じているわけではありません。

ですが大量の目やにがでているときは、目の感染や傷を負っている可能性があります。

「良い目やに」と「悪い目やに」の見分け方

目やには猫さんの健康状態によって見た目に違いがあるため、どのような目やにかを観察することで、素人でもある程度原因を推測することができます。

代謝による正常な目やに

赤茶色の場合は代謝の働きによる目やにの場合がほとんどなので不安になる必要はありません。

怪我やアレルギーが原因の目やに

怪我や花粉症その他のアレルギーによる場合は、透明でサラサラした涙が出ます。涙が止まらないようなときは角膜などが傷ついている恐れもあるため、早めの受診をおすすめします。

病気が原因の目やに

黄色や緑色、白色の目やにが出ていたら目の炎症や病気を疑うべきです。獣医に相談し必要なら治療が必要です。

一見症状が軽く見えても、見た目以上に病気が進行していたり、細菌感染の場合は他の猫への感染なども考えられます。自己判断せずに早い段階で獣医から診てもらうことが大切です。

目やにが出たらここに注目しよう

猫さんに気になる目やにが出ていることに気づいたら、どんなことに注意したらよいのでしょうか?猫さんの状態を確認するためにも、獣医に説明するためにも、可能な場合はしっかり確認しておきましょう。

目やにの色と量

赤茶色の場合は代謝の働きによる目やにの場合がほとんどなので不安になる必要はありません。ですが、黄色や緑色、白色の目やにが出ていたら目の炎症や病気を疑うべきです。獣医に相談し必要なら治療が必要です。

目やには片方の目だけか両方の目か

両目から出ている場合の多くは、細菌感染など病気の可能性が考えられます。
逆に、片目だけから出ているなら、異物が入ったりケンカが原因の外傷の可能性があります。

目やにだけでなく目の状態もチェック

目やにを観察する際は目の状態も同時に確認しておきましょう。痛がっている仕草をみせたり、瞳孔の空き方が左右で異なる場合、腫れや、充血、眼球の濁りなどの異常があったらすぐに獣医師に相談しましょう。

猫さんの目やにの原因になる病例

猫さんも人間と同じく結膜が炎症を起こすと結膜炎になります。大量の目ヤニが出ている場合は、結膜炎を起こしている可能性があります。放置すると、失明してしまう可能性もあるので、早めに病院へ連れていきましょう。

炎症を起こす原因は様々あります。

細菌性結膜炎

猫同士の遊びやケンカで、爪や異物が目に入ってしまい結膜に細菌が感染してしまうと結膜炎になります。多頭飼いをしている場合は注意が必要です。
細菌性の結膜炎の場合は片目だけ、もしくは両目とも発症する場合があります。結膜が充血して腫れてしまったり、白色や黄色の粘度の高い目ヤニが出ることが多いです。

猫風邪が原因の結膜炎

ヘルペスウイルスやクラミジアは猫風邪を引き起こし、それがが原因で結膜炎を起こすことがあります。
結膜が腫れたり、大量の目やにで目が開きにくくなることもあります。放置すると失明する恐れもありますので、様子見をしないですぐに動物病院へ連れていきましょう。

他の病気で体力・免疫力が低下していたり子猫や高齢の免疫力の低い猫の場合、重症する場合があるのでとくに注意が必要です。
若い大人の猫が猫風邪にかかっても症状が出ない場合もあります。

アレルギー性結膜炎

人間の花粉症と同じように、猫にもアレルギー性の結膜炎にかかります。皮膚に症状が得ることが多いですが、目に症状が出た場合は粘度の低い涙が多く出たり、目頭に赤茶色の目ヤニが溜まる特徴があります。アレルギーが原因の場合、基本的には両目に症状が発生します。


いつもと違う目やにと感じたら

結膜が炎症を起こしている状態を「結膜炎」と言います。猫が結膜炎を起こす原因は様々ですが、結膜で炎症が起きると白血球が増えます。そして白血球の死骸が目ヤニとして涙に流されているのです。大量の目ヤニが出ている場合は、結膜炎を起こしている可能性があります。放置しないで、早めにかかりつけの動物病院へ連れていきましょう。

家庭で行う際の目やにケアの方法

湿らせたタオルやコットンなどでこまめに拭き取ってあげましょう。ウェットティッシュをつかう場合はアルコールが入っていないものを使います。
放置すると乾燥して固くなり拭き取りにくくなってしまうため、無理に取り除こうとして眼球を傷つけてしまうことにもなりかねません。拭き取りが難しいと感じたら病院でとってもらうなどしましょう。
また、その都度拭き取ってきれいにできても、目やにの原因が病気なら治療しなければ根本的に症状は改善しないので早めに獣医師に診てもらいましょう。

獣医さんに伝えておきたい猫さんの症状

  • 目やにの色は何色だったか(白、黄色、黄緑)
  • 症状を確認した日以前にケンカをした可能性がないか
  • 症状が出ているのは片方の目だけか、両方の目か
  • 発熱などがしていないか
  • くしゃみや鼻水がでていないか
  • 白目部分が充血しているかどうか
  • 涙が大量に出ていたか
  • その他気になること

まとめ

いつもとは違う目やにが出ている場合は、何らかの病気にかかっているかもしれません。
病気が原因の目やには、失明につながる病気であったり他の猫に感染させてしまうリスクがあります。
自己判断や長い様子見は避け、できるだけ早い段階で動物病院に連れて行ってあげましょう。