以前、こなつが2階の階段の手すりから足を滑らせて1階まで落ちてしまったことがありました。
幸いにも鼻先を切って出血しただけだったため、本当にほっとしました。
仮に骨折などの怪我であればその治療費は結構な額になっていたと思います。
愛する猫さんのためなので金額の問題ではないのですが、突然やってくる10万超の出費。
我が家の場合、恥ずかしながら家計に及ぼす影響は相当大きいです…。
そんなこともあり、突然の高額な治療費負担に備えるため猫さん用のペット保険について調べてみました。
ペット保険とはどんなもの?
私達人間も万が一の事故や怪我、病気に備えて医療保険に加入している方は多いと思います。
怪我をしたり病気になったりしたら医師の診断や病院での治療が必要になることがあるのは人間も猫さんも同じです。
ただ人間と違って治療を受ける際は、飼い主が治療費を全額負担することになります。
ペット保険とはその名の通り、万が一飼い猫が病気やケガをして治療を受けた際、給付金を受け取ることができるというものです。
ペット保険ってほんとに必要なの?
こなつが階段から落下して怪我をしたと想定し、骨折して手術・入院となった場合で調べてみたら…
治療費は大雑把ですが、診察・レントゲン・手術・入院などの費用を合わせると十数万円程度は必要になってくるようです。
やはり手術からの入院となるとこのくらいの金額は覚悟しなければならないようですね…
例えば、月に1000円の保険に加入下として、
月々1000円✕12ヶ月=年間12,000円 10年間で12万円
年齢や健康状態で保険料は上がりますのでこんな単純ではないとは思いますが、猫さんの生涯で考えてもかかる保険代は毎月1000円払っても大体で18万円くらいってことになりますね。
公益社団法人日本獣医師会の調査では、飼い猫さんたちの約8割が生涯のうちに何かしらの怪我や病気にかかるそうです。
一度の怪我も病気もせずに一生を送る猫さんはそんなに多くないということでしょうか。
となると、飼い猫の病気や怪我の手術・入院費用を考えれば、最大50~80%の給付を受けるられるペット保険は加入の価値が十分にあるように思います。
猫のペット保険加入のメリットは?デメリットは?
メリット
①金銭的負担を減らすことが出来る
メリットはこれに尽きると思います。診断、入院、手術、通院、投薬、これらにかかる費用のうち50~80%を負担してもらえます。治療費が数十万円に
②躊躇せずに獣医師の診断・治療を受けることが出来る
保険で守られているとなれば、ペットの健康状態に異変を感じた際に、獣医師に診てもらうのに躊躇せず素早く行動ができます。
ペットを飼っていれば怪我や病気になった場合の治療費用が高額なのはご存知かと思います。それゆえに、「もう少し様子を見てから」と診断を先に伸ばしてしまうと、症状が重症化したりする可能性もあるでしょう。
その場合、猫さんの健康状態にとっても飼い主さんの金銭的負担増のリスクが増えます。
デメリット
①保険料を支払い続ける必要がある
デメリットと表現してよいのかわかりませんが、保険に加入するということは、毎月もしくは毎年保険料を支払い続けることになります。
猫さんの健康状態や年齢によっては保険料が高額になる場合もあり、その際は保険に加入することで本当に金銭的負担が小さくなるのかを考える必要も出てきます。
②保険料は戻ってこない
猫さんが怪我もせず病気もないことは飼い主にとって大変喜ばしいことですが、当然のことながら病気や怪我をしなかったからといって支払った保険料は戻ってきません。基本的にはかけ捨てです。
どんな保険に入ればよい?
どのようなペット保険を選ぶべきかは猫さんの状態や年齢によって選択肢は変わると思います。
我が家の場合で考えてみると、ねこさんたちはどちらも年齢は推定3歳なので、高額な治療費が必要になるのは病気よりも怪我のほうが可能性としては大きそうです。
手術が必要になるような怪我が頻繁に発生する確率は低いと思います。我が家の場合では、ねこさんが若いうちはそれほど手厚い保障でなく月額費用が安いものでも良いと思いました。
あちこち見て回った結果、現状にぴったりだったのが『楽天ペット保険』
保険料の見積りも、ネット上で年齢を入力するだけでとても簡単。
1分もかからず、以下のような見積もりが出てきました。
あんしんペット保険 Sプランの場合
保険料 | 月払570円/月 年払6,500円/年 |
---|---|
補償対象 | 手術・入院 手術と連続する入院14日間まで |
補償割合 | 80% |
年間支払限度額 | 1回につき50万円 (年間最大100万円) |
支払限度回数 | 2回/年 |
免責金額※1 | 14,000円(1回につき)※2 |
※1. 免責金額とは、補償対象となる治療費用から差引く金額のことで、ご契約者(被保険者)さまの自己負担となります。
※2. 保険金計算時に、1回の手術と連続する入院を1回とみなします。
※3. 1回につきとは1傷病のことではなく、動物病院での1度の診察等に要した費用を指し、獣医師への1往復を1回とします。
手術とそれに伴う入院のみの対象ですが80%の保証で月額が数百円というのはありがたい話です。
ただし、手術しない場合の入院は保証されません。
人間の保険のような複雑さはないので、内容を把握するのにそれほど苦労しません。2~3社比較してみると、自分の猫さんに必要なのはどんなプランなのかがわかってくると思います。
ペット保険を扱う会社はたくさんあります。内容や価格も様々ですので、飼い猫さんにピッタリの保険を調べてみてはいかがでしょうか。
まとめ
実際に調べてみると、ざっくりとしか知らなかったペット保険のことがよくわかりました。
ざっくりとまとめてみると、
飼い猫が病気やケガをして治療を受けた際、費用の5~8割の給付金を受け取ることができる。
猫さんの年齢や状態で加入プランを検討したほうが良い。
月額または年額の費用負担は発生するが、猫さんの生涯での治療費を考えると消して高くはない。
金銭的負担が減るため、もしものときに躊躇ぜず行動しやすくなる。
猫さんの病気やケガを予想することは難しいと思います。そのときになってしまってからでは対処のしようがありません。
もしものときに躊躇せず即座に必要な治療が受けさせてあげるためにも、ペット保険への加入を考えるきっかけになりましたら幸いです。