この間、こなつの首付近に小さなかさぶたを見つけました。
獣医に見てもらおうと思いましたが、痒がっておらず必要以上に舐めたり掻いたりはしていないし膿んでいる様子もないので少し様子を見ていました。
かさぶたは数日でかさぶたは小さくなり今はほぼ消えてる状態ですが、発見時は1cm弱くらいのサイズのかさぶたでした。
おそらくですが、私がかさぶたに気がつく前から何かしらの兆候はあったはすですが、全く気がつくことができませんでした。
毛に覆われている猫さんは、皮膚に異常がおきても気が付きにくいということを実感しました。
後日、いろいろ調べて猫さんの皮膚病には様々な種類や原因があることを知りました。
かゆみを伴わず進行してしまう皮膚炎もあるようで、今となっては医師に相談しなかったのは間違った判断だったなと反省…。
猫さんの健康に異変を見つけたら「なるべく早い段階で獣医師に相談すること」が大切だと改めて痛感しました。
皆さんの飼い猫さんの皮膚のトラブルにお役に立てればと思い、調べたことをまとめてみました。
この症状が出たら皮膚にトラブルが起きているかも
毛が抜ける
体の一部分だけ怪我抜けていたり、地肌が見えてしまうほど怪我抜けている場合は猫さんの皮膚に何かが起こっている合図です。
炎症によって抜けていたり、かきむしって抜けてしまったりしている場合があります。
かさぶたができる
なでているときに手先に異物感を感じたら、かさぶたができていないかチェックしてあげましょう。
怪我でできたかさぶた以外にも、皮膚の炎症などの痒みから掻きむしってしまい瘡蓋ができている場合もあります。
細菌が原因の「膿皮症」は、特徴的なかさぶたができます。その時はすぐに獣医師に相談してください。
同じ場所を舐め続けたり、痒がる
身体の一部を舐め続けていたり噛んだりしているようなら皮膚の炎症などが原因で強いかゆみを感じているのかもしれません。
皮膚に異常がないかチェックしてあげましょう。
いつもより毛がベタついている
皮膚病の中には皮脂の分泌異常を引き起こすものもあります。
その症状として毛が脂っぽくなったり、体臭がきつくなったりすることがあります。
皮膚病の兆候としてはなかなか気が付きにくいかもしれません。
赤くなったりブツブツがでる
痒がっている場所の皮膚が赤くなっていたり、発疹がでていたら皮膚病のサインです。
すでに何らかの皮のトラブルが発生進行している可能性が高いので、早急に獣医師に相談しましょう。
猫さんが皮膚病になる原因
ストレス
猫さんの住環境に変化があった等、ストレスの原因になるものに心当たりがある場合は要注意です。
同じところを舐め続けて脱毛したり炎症を起こす舐性皮膚炎は、ストレスが原因の場合があります。
アレルギー
食べ物や花粉、ノミ、ハウスダストなどのアレルゲンにより、アレルギー性皮膚炎が発生します。
人間と同じように、アレルゲンに対して免疫機構が過剰に反応することで起こります。
菌
免疫力が低い子猫や、抵抗力が弱くなっているときに、皮膚や被毛にカビが感染することで起こる病気に皮膚真菌症があります。
円形の脱毛が顔や手足に症状が出ることが多いです。人間にも感染することがあるので飼い主も注意が必要です。
ダニやノミ
ダニに寄生やノミの吸血によるアレルギーは、強いかゆみを伴う皮膚炎を引き起こします。
皮膚をかきむしって出血してしまうことがあります。
もし皮膚の異常を見つけたら
今回のこなつのかさぶたは幸運にも様子を見ているうちに自然に改善しました。
ですが、皮膚病の種類によっては症状が進行し深刻化してしまう可能性も十分にあったということを知りました。
進行した皮膚病には治療に長い時間を要する場合もあります。
皮膚に異変を感じたら、自分で判断したりせずにいち早く獣医師に診てもらうべきだと思います。
猫さんの皮膚トラブルは毛に覆われていることもあり気が付きにくい場合もあることでしょう。
だからこそ日頃のスキンシップを大事にし、猫さんの異変をなるべく早い段階で察知できるようにしておきたいですね。